ご依頼の経緯
ある日、自宅に届いた1通の督促状。その差出人は、40年以上前に営業していた消費者金融の名義を用いた弁護士からで、内容には約15万円の返済を求める旨が記されていました。A様には全く心当たりがなく、最初は詐欺ではないかと疑い、督促状を手に当事務所へ駆け込まれました。確認の結果、督促状は実在する弁護士によるもので、記載内容も本物と考えられました。A様は、「もし詐欺でなければ払ったほうが良いのか」と戸惑っておられましたが、仮に借金が実在していたとしても、最後の返済から20年以上が経過しており、法的には時効が成立している可能性が高いことが分かりました。
担当者のコメント
A様のご相談を受けて、まず督促状の内容を詳細に確認。記載された商号や差出人を調査し、正当な法的文書であることを確認しました。そのうえで、仮に借入が事実であっても、時効援用によって返済義務を免れる可能性が高いと判断しました。
ただし、債務の内容をすべて確認するためには、過去の取引履歴の開示請求ややり取りの精査など、多くの手間と費用がかかる上、万が一、相手方が訴訟を提起してきた場合には、対応ができないことも丁寧にご説明しました。その結果、A様ご本人名義での時効援用通知を内容証明郵便で送付する方法を選択することに。速やかに文案を起案サポートし、翌日には発送手続きが完了しました。
お客様メッセージ
突然の督促状に本当に驚きました。まったく記憶にもなく、15万円という額だったので、もしそのままにしていたら怖くて振込してしまっていたかもしれません。放っておくことも考えましたが、やはり不安で、思い切って相談しました。翌日にはもう内容証明郵便を送付することができ、あまりの早さにびっくりしました。結果として、それ以降まったく請求も来ず、今は平穏に過ごせています。本当に相談してよかったと思いますし、これからも何かあればお願いしたいです。仕事が早くて安心できます。