ご依頼の経緯
母親の葬儀が終わり、一段落ついた頃に自宅から預金通帳が見つかりました。遺産には不動産は含まれておらず、預貯金のみでした。M様は唯一の法定相続人であることを確認していたものの、銀行窓口での煩雑な手続きや必要書類の収集に不安を感じておられました。平日は仕事のため動けないこともあり、「専門家に任せて確実に手続きを進めたい」とのご意向で、当事務所にご来店いただきました。
担当者のコメント
M様のように相続人が一人で、なおかつ平日動けないという事情を抱えている方は少なくありません。今回は、相続財産が預貯金のみだったため、行政書士として銀行預金の解約に必要な一連の手続きを一括して代行させていただきました。具体的には、まず被相続人と相続人に関する戸籍を全て収集し、相続関係を証明するための「法定相続情報一覧図」を作成しました。これにより、複数の金融機関に対して同一の証明書類で手続きを進めることができ、効率的な処理が可能となりました。
また、金融機関とのやりとりについても、委任状を用いて当事務所が代理で対応しました。M様は必要最低限の対応だけで済み、ご自身の仕事を優先しながら相続手続きを進めることができました。
お客様メッセージ
平日は仕事が忙しく、銀行に足を運ぶこともままならない中で、手続きをすべて代行してもらえたのは本当に助かりました。迅速に対応していただき、母の預金も無事に相続することができて感謝しています。今後また何かあった際には、ぜひ相談させていただきたいと思います。