経歴
三重県松阪市出身。岐阜市の短期大学で栄養学を学んだ後、大手銀行に就職。法人・個人問わず多くのお客様と接する中で、丁寧な対応と迅速な処理を常に求められる環境で、接客力と実務スキルを磨く。
その後、損害保険会社や債権管理専門のサービサー(カスタマーセンター)などでの勤務を経て、より専門性の高い知識を求めるようになる。池袋から札幌への移住をきっかけに、土地家屋調査士・行政書士・司法書士の補助者として現場での実務を経験。なかでも、不動産や相続に関する法律業務が、暮らしや事業に大きく関わるものであることを実感するようになる。
法律の力で「不安が安心に変わる瞬間」に立ち会えることに強い魅力を感じ、資格取得を決意。
2024年に司法書士・行政書士の両資格に合格し、2025年4月、「司法書士・行政書士りぼん事務所」として独立開業。
これまでに培ってきた接客応対力と書類業務の精度を活かし、地域の方々に寄り添う法律家として、相続・遺言・不動産登記・補助金申請など幅広い相談に対応している。
仕事へのこだわり
大切にしているのは、「わかりやすさ」と「安心感」です。
初めて相談に来られる方の多くは、不安や戸惑いを抱えているものです。だからこそ、専門用語を並べるのではなく、できる限りやさしい言葉で、今何をすべきか、どんな選択肢があるのかを丁寧にお伝えすることを心がけています。
この姿勢を意識するようになったのは、以前カスタマーセンターで働いていた時の経験がきっかけです。あるとき、お客様から「わからなかったのは説明が悪かったからだ」とご指摘を受け、深く反省したことがありました。それ以来、「相手が理解できてはじめて、説明は伝わったと言える」という考えが、自分の中で根付いています。
今も、難しい言葉を使うときには必ず一言で言い換えを添えるようにしています。また、初回のお問い合わせには24時間以内に必ず返信することを徹底し、小さな不安を抱えたままにさせないことを大事にしています。
ビジョン・モットー
「何かあったとき、最初に連絡したくなる人でありたい」
そんな存在を目指して、日々の業務に向き合っています。法律の専門家として、正確な手続きを行うのは当然のこと。けれど、それ以上に「この人に頼んでよかった」と感じていただけるような、人と人との信頼関係を大切にしています。
私が目指すのは、“法的安心”が当たり前にある社会です。相続登記や住所変更登記の義務化が進む中で、所有者不明土地の問題を解決することは、司法書士としての使命でもあります。
また、補助金や制度を知らないことで損をしている中小企業も少なくありません。「知っていれば、もっと良い選択ができたのに」という後悔を少しでも減らしたい。そのために、わかりやすく情報を伝え、必要な手続きを確実にサポートすることで、一人ひとりの不安を取り除きたいと考えています。
こうした積み重ねが、地域に暮らす人々の“安心して暮らせる日常”につながっていくと信じています。司法書士・行政書士として、その一端を担っていけたら本望です。
趣味
休日の楽しみは、愛車のマカンGTSで北海道をドライブすること。
四季折々の自然が織りなす景色や、その土地ならではの美食との出会いは、何度体験しても新鮮で心が洗われます。夏の富良野や美瑛、秋のニセコ、そして冬の十勝の雪景色は、毎年の定番ルート。どの季節にもそれぞれの表情があり、北海道の魅力を再発見させてくれます。
道の駅でおいしいおやつを見つけたり、小さな温泉にふらっと立ち寄ったり、そんな“寄り道”も旅の醍醐味。夫と二人、時間を忘れてのんびりと過ごすこのひとときが、日々の活力になっています。